21時45分 ECBの政策金利発表。予想・前回ともに変化なく据え置き。
22時30分 ドラギ総裁の発言。
声明自体は、予想通りガイダンスに変更はなく、会見でもインフレや景気に関しては変化なし。
肝心のユーロ高に関しては、牽制したような気配も見られ、ユーロの年内利上げも「可能性は非常に小さい」とコメント。
全般的にユーロ安になる材料だったように思われる。
しかし、ユーロ円は、135.2付近から、136.3まで上昇。
ユーロドルは、1.241付近から1.253まで上昇し、
それぞれ100PIPSほど上昇した。
会見前後の値動きは激しくスキャルトレーダーにとっては、トレードしやすい相場だったように思う。

ユーロドル 5分足チャート

ユーロ円 5分足チャート
136.3円付近が固いユーロ円
2018年に入ってからユーロ円は、これまで5回ほど136.3円前後を付けて下落している。
135円ー136.3円でレンジが続いている。
これが上抜けたら再び大きな上昇トレンドに入るのかもしれない。
年内に140円~145円を一度くらいはつけるだろうとみている。
ユーロドルは、1.3付近とみている。
今年はユーロの動きから目が離せない。
◆ユーロに影響する主なイベント◆
2-3月 ドイツ与党の大連立発足
3月 イタリア総選挙
9-10月 英国 EU離脱の中身がほぼ決まる見通し
この機会にEUやヨーロッパの政治・経済をしっかり勉強してみよう。
ドル円下落はいまだ止まらず
前回の記事でも書いたのだが、今の米国経済はドル高になる要因にあふれているのに、
今日もドル円は109円をわり、108円台半ばまで下落している。
IMF理事などからも、ドル高になってしかるべきとの発言が出ているが、ドル安の流れは止まらない。
もうそろそろかと思いたいが、「もうはまだなり」だ。あと2-3円下落するかもしれない。

mako

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